うのたろうです。
本日、ママチャリの選び方をご紹介いたします。
通販サイトなどを見ていると「シティサイクル(City cycle)」というカッコイイ名前がついているママチャリ。
ひと口に「ママチャリ」といってもけっこう違うんです。
いいママチャリは、悪いママチャリとどう違うのでしょうか?
比較して見るべきポイントなどをご紹介いたします。
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ママチャリの選び方の基本(絶対条件編)
ママチャリを選ぶときに絶対に見るべきポイントは以下の3つです。この3つはすべて安全性にかかわってくるためかならずチェックするようにしてください。
1.錆びにくいか?
2.丈夫か?
3.重心が低いか?
見分け方の解説をおこないます。
1.錆びにくさの見分け方
錆びにくいママチャリかどうかは材質を見ればわかります。見るポイントは以下の2つ。
1.ハンドル
2.うしろの荷台
この2か所の素材がステンレスのものを選ぶようにしてください。
素材がわからない場合は、色でおおよその判断ができます。
・銀色(素材の色) → ステンレス
・黒などで着色してある → 鉄
ステンレスは錆びにくく、鉄は錆びやすいです。鉄のものは黒い塗料で着色し錆びづらくしていますが、1年も乗っていると塗装が剥げてそこから錆びが浸食してきます。そのため、自転車自体があまり長持ちしません。
ほかにアルミ製のものもありますが、こちらの錆びやすさはステンレスと鉄の中間です。
できることならハンドルと荷台がステンレス製のものを選ぶようにしてください。
選び方は単純に「ハンドルと荷台が銀色のものを探す」という方法から絞りこむと良いでしょう。
2.丈夫さの見分け方
次に丈夫さの見分け方ですが、ここは単純です。
「BAAマークの有無」で判断すると良いでしょう。BAAマークとは自転車の安全規格で、このマークがついている自転車は「安全な自転車ですよ」という目安になるものです。
3.重心が低いかどうかの見分け方
こちらも単純です。26インチの自転車よりも24インチの自転車の方が重心が低い――つまり、自転車の背が低くなるにつれて重心は低くなります。
また同一サイズの自転車でもフレームを見ることで重心の違いがわかります。
自転車のフレームの一番低くなっている部分が、地面からより近い位置にあるものが重心が低いといえます。
※こういった形状のフレームが一番安定感があるタイプ
またフレームの一番低い部分がサドルに近い位置にあるものは安定感が高い自転車といえます。
ちなみに、フレームのバーが1本のタイプのものと2本のタイプのものがありますが、1本のタイプの自転車の方が体重が分散されづらいため安定しやすく、また乗車時にまたぎやすいというメリットもありますので、そちらもあわせてチェックしてください。
続いて「なるべくならば、これを選ぶようにしましょう」という部分をご紹介します。
ママチャリの選び方の基本(必要条件編)
これらは快適にママチャリに乗るために必要な条件です。
1.ハンドルの形
2.ブレーキの仕様
3.前カゴの形状
選び方のポイントをご紹介いたします。
1.ハンドルの形の選び方
ママチャリの場合、ストレートタイプのハンドルよりも、乗ったときに自分の方にむかって湾曲しているハンドルを選ぶと安定性が増し運転がしやすいです。
※こういったタイプのハンドルがオススメ
自転車屋さんにいったら「セミアップハンドルのものを探している」と伝えればOKです。
また「バッタハンドル」や「カマキリハンドル」と表現する場合もあります(厳密にはちょっと違う)ので、そちらを購入してもOKです。
2.ブレーキの仕様の選び方
ママチャリのブレーキには以下の3種類があります。
・バンドブレーキ
・サーボブレーキ
・ローラーブレーキ
このなかで一番のオススメはサーボブレーキのものです。
詳しい部分は割愛しますがバンドブレーキは壊れやすいためたびたび交換の必要が生じます。
ローラーブレーキは一番性能が高いブレーキですが、定期的に自転車屋さんでグリスをいれてもらう必要があります。
3.前カゴの形状の選び方
前カゴは大きくて目の細かいものがオススメです。
目が粗すぎるとなかにいれている荷物が落ちてしまうからです。
もっとも目が細かいといっても細かすぎるとカゴが変形してしまうことがありますので、そういった点も注意するようにしてください。
ママチャリの価格帯は?オススメのメーカーは?
ママチャリは1万円~という安い価格で販売されているものもありますが、そういったものは「絶対条件」をクリアしていない場合がほとんどです。
絶対条件をクリアさせると価格は3万円~4万円以上という価格帯になります。そのなかでオススメのメーカーは以下の2つ。
・ブリヂストン
・MIYATA自転車
この2つから選べば間違いありません。
まとめ
さらにコツとしては高齢の方などは今までのサイズよりも小さなサイズの自転車を選ぶことで安全性を高めることもできます。
今まで26インチに乗ってきたからといって26インチを購入するのではなく、より安定性のある24インチのママチャリにサイズダウンすることも1つの手です。
ぜひ購入時の参考にしてみてください。
うのたろうでした。