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雑記

高野山1200年イベント日程を完全網羅!御開帳・本尊公開はいつからいつまで?

うのたろうです。
平成27年(2015年)に高野山は弘法大師による密教の道場の開創から1200年の節目を迎えます。それを記念して、高野山では金堂の御本尊特別開帳をおこなうようです。

日程などはどのようになっているのでしょうか?
見ていきましょう。まずは「御本尊とはなにか」というお話しからいたしましょう。

 

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御本尊ってなに?

金堂に安置されている御本尊というのは薬師如来(阿閦如来)。ようするに仏像です。
高野山では昭和9年に弘法大師1100年御遠忌にあわせてこの仏像がつくられました。作ったのは当時の大仏師・高村光雲(たかむらこううん)師。制作は金堂再建と同時におこなわれました。

以来80年。御本尊は厨子内に安置され秘仏となっています。またそれと同時に金剛峯寺の持仏御本尊開帳もおこなわれます。

金堂の御本尊特別開帳の日程は?

日程は50日間です。具体的には平成27年4月2日(木)~5月21日(木)。場所は壇上伽藍金堂でおこなわれます。
高野山御開帳本尊公開日程イベント
【期間】4/2~5/21
【場所】壇上伽藍金堂

次に……

金剛峯寺の持仏御本尊開帳とは?

金剛峯寺の持仏に安置される御本尊は弘法大師座像です。
こちらは16年ぶりの開帳で、平成の大修理落慶大法会(平成11年)以来だそうです。

金剛峯寺の持仏御本尊開帳の日程は?

金堂の御本尊特別開帳の日程とまったくおなじ。具体的には以下の日程です。
高野山御開帳本尊公開日程イベント
【期間】平成27年4月2日(木)~5月21日(木)
【場所】金剛峯寺持仏の間

また、この期間にあわせて高野山ではさまざまなイベントもおこなわれます。

同時開催イベント

①旧正御影供・御逮夜法会(きゅうしょうみえく・おたいやほうえ)

※5/9は 旧暦の3/21にあたります。
この日に弘法大師のご入定を偲んで御影供の法会が行われます。これが旧正御影供。そして前日(5/8)の夜には、御影堂で年に一度の一般内拝(御逮夜法会)がおこなわれます。
高野山御開帳本尊公開日程イベント
【実施日】平成27年5月9日(土)
【御逮夜】平成27年5月8日(金)
【場所】奥之院燈籠堂(旧正御影供) 壇上伽藍御影堂(御逮夜法会)
【料金】無料

②結縁灌頂(けちえんかんじょう)

※結縁灌頂は仏の世界をあらわす曼荼羅に花を投じる儀式。この儀式を執りおこなうことで仏様との縁を結び、本来持っている仏の心と智慧(ちえ)を導きひらくことができます。
高野山御開帳本尊公開日程イベント
【実施日】
①平成27年4月3日(金)~5日(日)
②平成27年4月22日(水)~24日(金)
③平成27年5月12日(火)~14日(木)

【場所】高野山大師教会
【料金】3,000円

③庭儀大曼荼羅供(ていぎだいまんだらく)

※庭儀大曼荼羅供は、高野山のなかでもっとも起源が古く、そしてもっとも重要な法会。きらびやかな袈裟をまとった僧侶が声明を唱えます。
高野山御開帳本尊公開日程イベント
【実施日】平成27年5月21日(木)他
【場所】壇上伽藍金堂 他
【料金】無料

まとめ

弘法大師・空海がひらいた真言宗。その1200年目の節目に今、われわれは生きています。ゴールデンウイークの旅行にぜひいってみてはいかがでしょうか?

今年のGWは密教の秘密にふれてみてください。
うのたろうでした。

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