うのたろうです。
「ビーバー」というお菓子を知っていますか?
動物のビーバーではなく、お菓子のビーバー。じつはこのビーバーがコッソリと復活していたようです。カロリー情報や味の感想などを見ていきましょう……
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ビーバーとは?
北陸地方(とくに石川県)の定番お菓子。あげあられです。
このお菓子をたとえるならば全国区でいう「亀田の柿の種」というところでしょうか。誕生は1970年。由来は1970年に開催された大阪万博カナダ館のビーバー人形の歯。それがこのお菓子を2本ならべたような形によく似ていたからだということです。
見た目はこんな感じ。
そんなビーバーですが経営破たんなどが理由で2013年9月に惜しまれながらも販売を終了してしまっていました。
しかし。
再販をのぞむ声に背中を押され、じつは2014年8月25日に北陸地区限定で復活。すでに発売を再開していました。ちなみに……
ビーバーの歴史は?
1970年……福富屋製菓(白山市)が開発発売
→業績不振から事業売却
1996年……福屋製菓(白山市)が事業部門を買い取り
→おなじ工場で製造を引き継ぐ
→2013年、業績不振により福屋製菓が経営破綻
2014年……北陸製菓(金沢市押野2丁目)が事業を買い取り販売を再開
そして今に至るというわけです。
ちなみに……
北陸製菓はパッケージの字体やキャラクターをほとんど変えることなく「今までみんなに愛されていたときの姿のまま」で販売をしています。
それどころか福屋製菓の元社長である新黒(しんくろ)正美氏(60)らを北陸製菓に迎えいれ「ビーバー」最大の特徴である鳴門の焼塩や日高昆布を使用したビーバー独特の塩加減と食感の再現にとり組み販売にまでこぎつけたそうです。
感動的なエピソードですよね。
ビーバー詳細は?
【価格】238円(税込)
【内容量】84g
【カロリー】461kcal
【販売店舗】北陸3県(富山県、石川県、福井県)のスーパー、コンビニ(JR金沢駅構内のコンビニエンスストア「ハート・イン」)等
ちなみに……
白えびビーバーという商品もあります
【価格】238円
【内容量】78g
【カロリー】440kcal
ぼくが直接取材した結果、内容量は2粒ほど少ないくらいだそうです。
しかし2015年11月現在、白えびビーバーは生産が追い付かず通販をおこなっていません。北陸の店舗にいけば、たくさん店頭にならんでいるそうです。
まとめ
創業以来、おなじレシピでおなじ味を守り続けるお菓子は、北陸新幹線の開業で脚光を浴びています。
「北陸定番お菓子」であるビーバー。味は軽くてサクサク。濃厚な昆布のうまみが効いた味が定番のビーバー、そして白えびの甘みがプラスされた「白えびビーバー」が販売されています。
北陸地方にいく以外でもhokkaで購入でネット販売などもおこなっていますので、ぜひ試してみてください。カロリーは割りと高めですがお茶うけに最高ですよ。
うのたろうでした。