うのたろうです。
最近ちまたで大流行中の「パクチー」についての基本情報です。パクチーっていくつかの呼び方があるのをご存じですか? そのなかでもインパクトがあるのはコチラ。
和名「カメムシソウ」
しかし。
この情報はじつはデマ。ただの間違いで本当の名前は……?
などなど、そんな基本をお話しいたします。
あ。
それから家庭菜園での「パクチーの育て方やコツ」もいっしょに見ていきましょう!
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パクチーとは?本当の和名とは?
パクチーとはセリ科の一年草。ちなみに「パクチー」という名前はタイ語での名称。
和名は「コエンドロ」といいます。カメムシソウというのはあだのデマですので安心してください。
ちなみに、こんなデマが流れた理由は「パクチーはカメムシの味(臭い)がする」という個人の感想や「匂いの成分がカメムシとおなじ」という理屈から広まったと考えられます。
ほかの呼び方は以下のもの。
・英語名 → coriander(コリアンダー)
・中国名 → 香菜(シャンツァイ)
パクチーは香草ということで、おもにタイ料理の香り付けに微量使用される食材です。
また香菜(シャンツァイ)という名前を見てもわかるように、中華料理でも使用されることがあり、その際は「中華パセリ」などというわかりやすい名前で呼ばれることもあります。
コリアンダーという名前はたまに耳にしますよね。これが実はパクチーのことだったのです。スペルとともに覚えておくと便利ですよ?
家庭菜園で簡単にパクチーは育てられるの?
前述の通り、パクチーは一年草です。
一年のうちに「種 → 葉 → 花 → 枯れる」という変化をします。そのため初心者でも簡単に育つ育てやすい植物だといえます。
しかもパクチーはスーパーなどでもあまり売っていないうえ、売っていたとしても少量で300円前後とかなり高額になってしまうので、家庭菜園で育てて必要なぶんずつ収穫して使用するという方法がオススメです。
※パクチーは花も咲きます!
ホームセンターのほかAmazonや楽天などのネットショッピングでもパクチーの種を購入することができます。値段はだいたい300円前後です。
家庭菜園でのパクチーの育て方やコツは?
かなり雑に育てても、しっかりと育つのがパクチーの特徴です。
・プランターに土(野菜専用培養土でもハーブ専用培養土でもどちらでもOK)をいれる
↓
・種を水につける(数時間~ひと晩程度)
↓
・種に割れ目をいれる
↓
・土に埋める(適当でOK)
↓
・日当たりの良い場所において、毎日、水をあげる
これだけでOKです。室内ならば窓際などにおけばOK。もちろん、ベランダにおいての家庭菜園も可能です。どちらの場合もだいたい1ヶ月~2ヶ月ほどたつと20cm~30cmに育ちます。そうすれば収穫ができます。
虫や病気の対策などもとくに必要はありません。
育てた感じ、とくに腐ったりすることもありませんでした。
そもそも独特の臭いがあるため虫自体がそれを嫌い、あまり近寄ってこないというのが印象です。花が咲くまで楽しめますよ?
まとめ
花が咲いてまた種ができれば、それを植えて再度パクチーを育てることもできます。
冬場は霜で葉が赤っぽくなってしまうこともありますが、暖かい季節ならば、その心配もありません。
ちなみに種まきにオススメの季節は4月~6月あたりと9月前後です。しかし冬場(12月~2月)意外は比較的勢いよく育って収穫も早いですので、季節をあまり気にせずぜひトライしてみてください。
うのたろうでした。