うのたろうです。
2017年10月5日、日本時間20:00にノーベル文学賞が発表されました。
今年の受賞者は「カズオ・イシグロ」氏。
彼のデビュー作や代表作が刊行されている出版社、オススメの小説ベスト3についての情報を見ていきましょう。
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「カズオ・イシグロ」とは?
1954年生まれの男性イギリス人作家。
彼はもともと日本人で日本の長崎県長崎市で生まれましたが、5歳のころに父親の仕事の関係でイギリスに移住しました。
日本語の漢字表記をする場合、「石黒 一雄(いしぐろかずお)」ということになります。
「カズオ・イシグロ」作家デビューはいつ?
彼が作家デビューしたのは1982年。彼が29歳のころでした。
デビュー作のタイトルは「女たちの遠い夏」。
これはのちに「遠い山なみの光」というタイトルに変更されます。この作品は早川epi文庫で現在も発売されています(756円)。
内容はイギリスに留学した長崎の少女の回想の物語です。
デビュー作ならではの題材だなと個人的には感じました。
文庫版の書籍はAmazonなどからも購入できます。
「カズオ・イシグロ」の有名作品は?
早川文庫から刊行されている「わたしを離さないで」というものがもっとも有名です。
発売は2008年(ハードカバーは早川書房から2006年に発売)。こちらは新品で864円です。
内容はドナーを題材にした小説です。
この作品は日本でもドラマ化されたので有名です。
2016年3月、TBSの金曜ドラマが綾瀬はるかさん主演で放送されました。
そしてもっとも有名な作品は1989年に発売された「日の名残り」(821円)です。
内容は一人称で現在と過去を行き来するという構成をとっています。
こちらも早川から刊行されています。
まとめ
カズオ・イシグロ氏の小説はハヤカワ文庫のコーナーで探せば発見できます。
オススメの順番は……
2.日の名残り
3.遠い山なみの光
この順番で読んでみてはいかがでしょうか?
秋の夜長に最高の長編小説ですよ?
どの作品も新品・中古・Kindle版がAmazonから販売されています。
なにはともあれ、ノーベル文学賞受賞、おめでとうございます。
うのたろうでした。