うのたろうです。
初詣、いかれますか?
初詣は日本の伝統行事。
ということで、作法やマナーがしっかりしているとかっこいいですよね。
男性は彼女のまえで自然に綺麗な作法でお参りできるとキュンとさせることができますし、女性はうつくしいマナーで参拝していると彼氏が惚れなおして「結婚したいな」なんて思ってくれたりするものです。
というわけで。
本日は、神社での参拝マナーを5分でマスターしようというお話しです。
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1.参道へのはいりかたのマナー
神社の入口には、かならず鳥居があります。
神社の一番外側にあるものを「一の鳥居」と呼び、内側にいくにつれ順に「二の鳥居」「三の鳥居」と呼びます。
このとき正しい作法としては一の鳥居から順にくぐって参道へとはいっていきましょう。
2.鳥居のくぐり方のマナー
鳥居をくぐる際には、軽く一礼しましょう。
「一揖(いちゆう)」というマナーであり作法です。
3.参道の歩き方のマナー
参道を歩くとき中央をとおってはいけません。
参道の中央は「正中」といって神様がとおる道だからです。
ですので参拝者は端を通るようにしてください。
ちなみに。
右側通行で歩く場合は、右足から参道にはいります。
左側を通行する場合は、左足から参道にはいります。
※一連の動画です
4.手水舎でのマナー
参拝をするまえに参道のわきにある手水舎(てみずや)という場所で身を清めるのがマナーです。
水がためてあり柄杓(ひしゃく)が用意されているあの場所が手水舎です。
具体的な作法は5ステップで以下のとおりです。
①まずは左手を清める
右手で柄杓をとります。
そして水をくみ、それを左手にかけます。
②次に右手を清める
柄杓を左手に持ちかえます。
先ほどとおなじように水をくみ、今度は右手を清めます。
③口をすすぐ
再度ひしゃくを右手に持ちかえてください。
ひしゃくで水をくみ、左の手のひらに水をうつしてください。
その水を口にふくみます。
そして口をすすぎます。
※このとき絶対に柄杓に口をつけてはいけません
④再度、左手を清める
口をすすぎ終わったら、水をもう一度左手にかけます。
⑤最後に
つかった柄杓を縦にします。
柄の部分に水がつたわるようにして柄杓自体を清めてください。
終わりましたらもとの場所に柄杓を戻します。
これで手水舎での一連の所作はおしまいです。
※一連の動画です
5.参拝のマナー(前編)
いよいよここからが参拝のマナーです。
実際に神様に参拝する段ですのでよりいっそう綺麗な所作が求められます。
まず、一揖します。
軽く会釈をするということです。
次に鈴があれば、それを力強く鳴らしてください。
神様に自分がきたことを知らせるという意味があります。
それが終わりましたらお賽銭を投げます。
なるべく静かに、投げつけないようにしてください。
※賽銭は気持ちなので、金額に決まりがあるわけではありません。
一般的には語呂あわせから5円や15円、そして願いがとおるという意味で5円や50円が多いとされています。
5.参拝のマナー(後編)
そこまで終わりましたらいよいよクライマックスです。
二礼二拍手一礼(にれいにはくしゅいちれい)
というやつです。
二拝二拍手一拝(にはいにはくしゅいちはい)ともいいます。
よくテレビなどでもきく作法ですね。
やり方は3ステップで以下のとおりです。
①二礼
神前にむかって腰を90度に折り、二回深くおじぎをします。
②二拍手
両手を伸ばして手のひらをぴったり合わせてから、右手だけをすこしうしろにずらしてください。
左手の親指のつけ根の膨らんだ部分と右手の手のひらのへこんだ部分をあわせるイメージです。
次に肩幅くらいに両手をひらいて柏手を2回打ちます。
再度両手をあわせ、揃えて祈念をこめてから手をおろします。
※このタイミングで、神様へのお願いごとをします。
③一礼
再度、深くおじぎをします。
※こちらが一連の動画です
余談ですが。
より丁寧な作法では上記にくわえ最初と最後に一回ずつ浅くおじぎをする 「一揖二礼二拍手一礼一揖」となっています。
神社を去るときのマナー
参拝が終わりましたら参道の端を歩いて帰り、鳥居をでてから一礼をしてください。
まとめ
いろいろとややこしいような作法やマナーですが、これがナチュラルにできるようになればカッコイイです。
慣れれば簡単なことですし、このページを参拝の待ち時間にカンニングしてもOKですので、ぜひとも初詣の際に試してみてください。
それでは、素敵な一年にしましょう。
うのたろうでした。