うのたろうです。
本日はぼくの趣味でもあるブルースハープの吹き方(吸い方)のテクニックについてご紹介いたします。
ブルースハープのテクニックといえばこれ……
ベンド
方法やコツなど、できない人にもわかるように原理などとあわせてご紹介いたします。
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ブルースハープのベンドとは?
そのまえにブルースハープとはなにかという話ですが、こちらはドイツのホーナー社のハーモニカの種類を指します。画像でいえば、これになります。
さて、そんなブルースハープのテクニックの1つにベンドというものがあります。このベンドとはいったいどんなものなのでしょうか?
まずベンドとは「音を曲げる」という意味です。
ここでは一番ベタなキーである「C」のブルースハープを使って説明いたします。
ブルースハープにおけるベンドの基本は3番、4番などの穴を吸って通常鳴る音(3番なら「シ」、4番なら「レ」)から半音下げた音を出すテクニックをさします。
ベンドの原理は?
ちなみに、ベンドの原理はブルースハープの穴のなかの圧力の変化に関係があります。
ブルースハープを吸うと、ブルースハープのなかの圧力はケースの外の圧力よりも低くなります。
反対にブルースハープを拭いたときは、なかの圧力がケースの外の圧力よりも高くなります。
このときの吸い方を変える(強くする)ことによってブルースハープ内のリードの振動を通常時の振動から変化させることができます。これがベンドの原理です。
……とはいっても、なんのこっちゃという感じですので、もう少しシンプルにいいますと。
空気を口の奥まで吸うことでリードの振動が通常時のものから変化します。
これがベンドの原理です。
ブルースハープのベンドで出せる音は?
ブルースハープのベンドというとドローベンド(吸うことによって音を曲げる方法)が基本になってきます。ドローベンドができる穴は1番、2番、3番、4番、6番です。そのなかでも、4番、3番の穴がベンドの練習に適しています。
→レ・4番の穴をベンド奏法で吸ったとき
→レ♭(=ド#)
このように違う音をだすことができます。
また3番の穴に関しましては、半音どころか1音半下げることができます。
→シ・3番の穴をベンド奏法で吸ったとき
→シ♭
・3番の穴を極端なベンド奏法で吸ったとき
→ラ
・3番の穴をもっと極端なベンド奏法で吸ったとき
→ラ♭
ベンドの方法・コツは?
ここでは4番の穴のドローベンドについて説明します。
まずは4番の穴に唇をあてて空気をまっすぐ吸ってください。
イメージは、以下のものです。
唇――――→喉
ここでにごりのない「ド」の音が出せないとベンド奏法はできません。
ここで単音の「ド」が出せた場合、以下の図を参考に空気を吸ってください。
唇――――⤵喉
下を上向きに丸めて空気の玉を飲みこむ形をイメージしてください。
すると「レ♭(=ド#)」の音を出すことができます。
またコツの1つとして腹式呼吸を意識するということも重要になってきます。
つまり、口~のどのあいだで完結させるのではなく、おなかの奥まで息を吸っていくことを意識することがベンド奏法をマスターするカギになってくるということです。
まとめ
ベンドの練習のコツは「4番」の穴をつかってドローベンドをすることです。
方法としては、腹式呼吸をしながら舌の動きを意識し、舌のうえにある空気を「⤵」という向きに吸うように意識をすることが大切になってきます。
最初は「なんとなく音が変わったかな?」くらいの感覚でOKです。
その「なんとなく」の感覚をつかんでいくことが練習のコツになってきます。
ぜひトライしてみてください。
うのたろうでした。