うのたろうです。
インフルエンザが流行中ですね。
インフルエンザには大きくわけて、A型、B型、C型というものがあります。
しかし、なかにはそのどれにも属さないインフルエンザというものがあるのをご存知ですか?
「新型インフルエンザ」というものです。
この新型インフルエンザとはどんなものか? そして、ほかのインフルエンザとどう違い、どんな影響を人体にもたらすのか?
詳しく見ていきましょう。
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新型インフルエンザとは?
「新型インフルエンザ」とは、A型、B型、C型のような季節性インフルエンザとは抗原性が大きく異なった感染力が強いインフルエンザです。
これは一種のインフルエンザウイルスの突然変異というものです。たとえば2009年に大流行した新型インフルエンザがこれにあたります。
こういった新型インフルエンザの場合、多くの人が免疫を獲得していないことから急速に感染が拡大するおそれがあります。また、次の新型インフルエンザウイルスがいつ出現するのか予測することができないのがやっかいなところでもあります。
季節性インフルエンザと新型インフルエンザの違いは?
新型インフルエンザは感染力は非常に強いですが、季節性インフルエンザのように重症化することはほとんどありません。たいていの場合、軽症で回復します。
死亡者に関しましても季節性インフルエンザと新型インフルエンザでは大きく異なります。具体的にいえば、季節性インフルエンザに関連した病で死亡する人の多くは、高齢者と小児です。それに対し新型インフルエンザでは、30~59歳の年齢層においても一定数の死亡者がいるのが特徴です。そのため持病などがある場合には注意が必要とされています。
新型インフルエンザの特徴は?
特徴は季節性インフルエンザのものとよく似ています。
症状としては、突然の高熱、せき、のどの痛み、倦怠感、鼻汁・鼻づまり、頭痛等があげられます。
そして、そのほかに下痢などの消化器症状が多いのが新型インフルエンザの特徴です(季節性インフルエンザでは、こういった消化器症状はあまり起こりません)。
新型インフルエンザの予防法は?
季節性インフルエンザとおなじです。
手洗い、うがい、そして人ごみを避けること、外出時にはマスクを着用すること、部屋の湿度をたもち乾燥をさせないことなどがおもな予防法です。
予防接種を受けるならいつ?
ワクチン接種による効果が出現するまでに2週間ていどの時間を要します。
そしてインフルエンザは12月~3月ころに流行することがほとんどです。
そういったことから逆算しますと、毎年12月中旬までにはワクチン接種を受けることが望ましいようです。
まとめ
2015年は新型インフルエンザの話は今現在(2015.1.27)は耳にしません。しかし、急に流行するおそれもありますのでお気をつけてください。
ちちんぷいぷい。
うのたろうでした。