うのたろうです。
イチゴはお好きですか?
ぼくは好きです。おいしいですよね。
そんな苺の品種「あまおう」というのがあります。
この「あまおう」の語源を知っていますか?
なんで漢字で「甘王」じゃなくて、ひらがなで「あまおう」なんでしょうか?
じつはこんな由来があったのです!
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いちごの「あまおう」の由来は?
じつは「あまおう」は……
あかい
まるい
おおきい
うまい
の頭文字だったのです。それをうえから読んで「あ・ま・お・う」。
あまおうというわけです。
もちろん果実の特徴をあらわす単語である「赤い」「丸い」「大きい」「美味い」をひらがな表記にしたものということはうまでもありません。甘いイチゴの王様になるようにという願いをこめてつくられました。
出始めのころにスーパーでは、このPOPがよく飾られていました。
ちなみに……
あまおうが「あまおう」という名前になった理由
「あまおう」の命名には時間がかかりました。最初の品種名が「福岡S6 号」というなんともなじみにくい名前だったのです。
これでは絶対に売れない――そう思った開発者のかたは消費者になじみやすいように販売用の名前を考えることにしました。
2002年の初出荷にむけ販売用の名称を募集したのです。
その結果「あまおう」が選ばれたというわけです。
あまおうの糖度は?
ちなみに「あまおう」の糖度は11度以上だそうです。これは他の有名ブランドいちご「紅ほっぺ」の11度~13度や「とよのか」の12度~15度などよりも甘味はすくないということです。意外ですよね。ただし酸味とのバランスが良いので数字以上に甘く感じるようです。
まとめ
九州福岡のブランドいちご「あまおう」にはそんな語源と由来があったんですね。今度スーパーにいったら、おいしいいちごをつくってくれた福岡県農業総合試験場のかたの気持ちに想いを馳せてみてはいかがでしょうか?
いただきます。
うのたろうでした。