チェスターコートのメンズコーディネート│オシャレな着こなしとダサイ着こなしの違いは？

うのたろうです。
本日、チェスターコートのオシャレな着こなし方のご紹介です。

で。
そのまえに。
そもそも「チェスターコートとはなに？」という部分からお話しいたします。

チェスターコートってなに？

ただしくはチェスターフィールドコートといいます。

ひらたくいえば、着丈の長いテーラードジャケットのような形をしたコートです。
19世紀チェスターフィールド伯爵が初めて着用したのが名前の由来というのがもっとも有力な説です。

チェスターコートの着こなし

流行中というだけあって、2014年～2015年の秋冬も街を見れば男女ともにチェスターコートを着用している人が街では多く見受けられます。

しかし、チェスターコートをこんな感じでカッコよく着こなしている人というのは意外とすくないものです。

なぜか？

それはカジュアルに着すぎてしまうというのが原因です。

チェスターコートの着こなし失敗例

チェスターコートは、もともとかなりフォーマル色の強いアイテムです。
したがって、カッチリと着るのが一番カッコイイチェスターコートの着こなしかたです。

しかし大学生くらいのかたにおおいのが、カジュアルのアウターとしてチェスターコートを選んでしまう着方です。
これではチェスターコートの良さが台なしになってしまいます。

詳しく見ていきましょう。

チェスターコートのハズシの基本と失敗例

たとえば、こういったコーディネートは大学生にもっともおおいチェスターコートの着方です。

本人的には着崩しているのだろうと思いますが、本来、着崩すというのはフォーマルのなかに一点だけそぐわないカジュアルアイテムをいれることをさします。

たとえば、チェスター、ドレスシャツ、ボウタイ、アーガイルニット、センタープリーツのスラックスという完全フォーマル装備をします。
そこにハズシとして革靴ではなくスニーカーを持ってくる。これがオシャレなハズシのテクニックです。

※たとえばこれもうまいハズシのテクニック

しかし、このしたの着こなしの場合、スウェットやデニムパンツやスニーカーを履いていて、あげくの果てにはニットキャップまでかぶっているのにアウターだけがフォーマルなチェスターコート。

これではカジュアルのハズシ（？）としてフォーマルなチェスターコートをつかうというわけのわからない感じになってしまっています。
これならば、アウターはカジュアルなマウンテンパーカにでもした方がよほどオシャレなコーディネートになります。

チェスターコートのオススメコーディネート

その点、これはオススメです。
やはりこういったフォーマル寄りのコーディネートは外国人の方のほうがじょうずです。

そして、日本人でもこんな感じに着くずすだけでかなりオシャレに見えます。

まとめ

秋冬の流行人気メンズアウターであるチェスターコートの着こなしの基本は「フォーマル」や「きっちり感」です。
これを意識すると、オシャレなメンズコーディネートが完成します。
逆にこれを意識しないと、とたんにオシャレなアイテムもダサくなってしまうので注意してください。

ちなみに。
ぼくはインナーにドレスシャツと目の細かいカーディガンを着て、ボトムスにはバーバリーのリジッドスキニーデニム、足元はサイドゴアブーツをあわせます。