うのたろうです。
2015年4月25日ネパールでマグニチュード7.8の大地震がありました。そこで耳にするのがダラハラ塔という塔の名前。
いったいどんな塔なのでしょうか?
じつは有名な観光スポットで人気の場所でした。詳しくまとめましたので倒壊まえの画像とともにダラハラ塔について見てみましょう。
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ダラハラ塔とは?
ダラハラ塔は別名「ビムセンタワー」ともよばれるネパールの観光名所のひとつでユネスコ文化遺産にも指定されています。
高さは約62メートル。見た目としてはこんな感じの円柱型。9階建ての白い塔です。ちなみになかにはいるためには入場料が必要です。
【高さ】61.88m
【ネパール人入場料】99ネパールルピー
【外国人入場料】299ネパールルピー
ダラハラ塔はいつ、どんな目的で建てられた?
1825年、当時の首相ビムセン・タパによってダラハラ塔は建てられました。ビムセン・タパが建てた塔だから、ビムセンタワー(=ダラハラ塔)。非常にわかりやすい名前です。
※ビムセン・タパ
ダラハラ塔は9階のバルコニーから国民にだいじなことがらをアナウンスするという目的で建造されました。そのだいじなことがらとはなにか?
それは……
①国の重要な情報を知らせるとき
②観兵式
よく中世王国ものの映画やアニメなどで国王が式典をおこなうあのイメージです。もちろんそういった意味あいはすでに遠い過去のものになり、現在では観光スポットとして人気を博しています。
そんなダラハラ塔はとくに夜景がオススメ。倒壊前のダラハラ塔からは、こんなに綺麗な景色を見ることができます。
景色はカトマンズ市内とパタン市。それが一望できます。また美しいヒマラヤ山脈も見えるためネパール中心部のシンボル的な塔になっていました。非常に多くの観光客が訪れる人気のスポットになっていたのです。ちなみに……
ダラハラ塔は過去にも倒壊したことがある?
ダラハラ塔は2015年4月25日以前にも一度、倒壊しています。
ダラハラ塔が以前倒壊したのは1934年のこと。やはりこのときも原因はネパールで発生した大地震によってです。倒壊後ダラハラ塔は長いあいだ市民の立ちいりを禁止していましたが2005年に再建され一般公開されたのです。
さらにときはさかのぼると1856年に落雷によってタワー一部が損傷したこともあります。そのときはすぐに修復がされたそうです。
以上がダラハラ塔の情報でした。
うのたろう