うのたろうです。
静電気対策していますか?
本日は、冬場のイヤな静電気から身を守る方法です。
この裏ワザをつかえば、あの不快な冬のバチバチの回数が劇的に減りますよ?
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静電気はなぜ起こるの?
電気というのは、この世のなかにあるほぼすべての物体のなかにかならず存在しています。
そんな電気ですが、通常は「安定した状態」をたもっています。「プラスとマイナスのバランスが拮抗している状態」だといえばわかりやすいでしょうか。安定している場合には、バチバチこないというわけです。
しかし物体に摩擦などの力がくわわってしまうと、今まで拮抗してたはずのバランスが崩れてしまいます。
その理由はプラスの電気の安定度は強いのに対し、マイナスの電気は性質として安定度が弱いからです。そのため外部からの力がくわわると、安定度の低いマイナスだけがはがれてしまいます。
そうなった場合、マイナスがなくなりプラスだけがその場に残ります。拮抗したバランスが崩れてしまうということです。
その結果、電気は安定を欠いてしまい、その物質が帯電状態に陥ってしまいます。
ちなみに「帯電状態」とはその物質が電気的に安定しない状態のことです。この状態で通電性の高い物質にふれると、その瞬間、物体に残っていたプラスは、ふれた方の物体中にあるマイナスと結合しようとします。
プラスがマイナスに引き寄せられるというイメージです。そうなった場合、その場で放電現象が起こるのです。
これが一般的に「静電気」と呼ばれるものの原理です。そんな静電気の対策方法は……
静電気を起こさないようにする方法
静電気を発生させにくくするためには、以下の3つの対策が有効です。
1.部屋の湿度をあげる
静電気は乾燥した状態で起こりやすいといわれています。空気が湿っていると静電気が逃げやすく、物質が帯電状態になりにくいからです。
一般的には静電気は湿度20%以下の冬場に起こりやすいといわれています。
そのため加湿器などを利用し部屋の湿度をあげることが静電気対策には有効です。
ほかにも手洗いや、ものにふれるまえにウエットティッシュで手をふくなどの方法も静電気対策に役立ちます。
2.帯電しにくい素材の衣服を着る
帯電しにくい素材の洋服を着ることも静電気対策には有効です。たとえばこんな素材のものが摩擦が起きにくいため帯電しにくいといわれています。
・100%の天然素材のもの(本革、綿、シルク、木製製品)
着用することはもちろん通電性の高い物質にふれるまえに、こういった天然素材の物質にふれることで身体にたまった静電気を放電することもできます。
3.静電気を起こさないための動作をおこなう
セルフサービスのガソリンスタンドで給油をしたことがある人はわかるかもしれませんが、「給油のまえに黒い部分をさわってくれ」というアナウンスがあると思います。
あれは帯電した電気を逃がすスピードを制御するという仕組みで、火花放電をふせぐ効果があるのです。
この動作を応用すれば、ドアノブにふれてもバチバチとくることはありません。
たとえば、帰宅時に真っ先に通電性の高い金属性のノブにふれないようにすればいいといえます。この場合、スタンドとおなじで、給油(ノブにふれる)まえに「黒い部分の代わりになるところ」をさわればいいのです。
たとえばドアが木製ならば、ドア本体にまずふれ、その手を離さずゆっくりとスライドさせてノブまで到達するようにすればいいのです。
もしドアも金属製で、ほかにまわりに黒い部分代わりのものがなにもないのでしたら、手のひらで地面をさわり放電させるというのも有効な手段です。
まとめ
冬の静電気は、本当にいやですよね。
バチバチは不快ですし、なにより痛いのがいやです。
しかし、この方法をつかえば、冬のバチバチの回数がぐっと減るはずですので、ぜひとも試してみてください。
また市販されている静電気除去キーホルダーを使用するのも有効な手段です。使い方はとても簡単ですので、ぜひそちらもお試しください。
うのたろうでした。