うのたろうです。
毎年11月5日は「縁結びの日」ということをご存じですか?
11月4日が「いいよ/いいわよ」の語呂あわせで「告白の日」だったのに、すぐまた次の日も恋愛関係の日。まったくもってウンヌンカンヌンといいたくなってしまいますが、今回の意味・由来はどうなっているのでしょうか?
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縁結びの日の意味・由来は?
結論からいうと、今回も語呂あわせです。告白の日といっしょです。
まず11月5日を数字にしてください。
11月5日は「115」ということで「いいごえん」という読み方ができます。
しかし。
今回の語呂あわせはtwitter上の匿名の誰かが決定したというわけではありません。きちんとした理由があります。それは……
「神無月」と「神在月」
縁結びの日を制定したのは、島根県の出雲大社がある出雲路の観光協会「神話の国 縁結び観光協会」です。「神話の国 縁結び観光協会」が2006年に11月5日を「縁結びの日」と制定しました。その理由は以下のもの……
「日本では旧暦10月(新暦11月ころ)に日本国内にいる津々浦々の神様たちが出雲大社に集まり、縁結びなどの会議をする」とされています。
旧暦10月が「神無月」と呼ばれている由縁です。この神無月というのは、全国の神様がみんな揃って「出雲大社」にでかけてしまうために神様が不在になってしまいます。
だから諸国にとって神の無い月――神無月というわけです。しかし……
逆に出雲地方だけは神様が集まっている時期でもあります。
そのため出雲地方では旧暦10月を「神在月(かみありづき)」と呼んでいます。
出雲大社が縁結び祈願で名高いというのも、こういった理由からくるものだったのです。ちなみに……
11月5日は「いい男の日」(語呂あわせから)や「雑誌広告の日」(日本雑誌広告協会が1970年(昭和45年)に制定)でもあります。
まとめ
旧暦10月の神無月にちなんで新暦である11月ころに語呂あわせと組みあわせ「縁結びの日」が制定されたというわけです。
11月4日に玉砕してしまった人も、恋愛祈願をもう一度してみてはいかがでしょうか?
あなたの縁を結びます。
うのたろうでした。