こんばんは。
うのたろうです。
本日。
ムカデとヤスデの違いです。
まあ。
どんな街なかに住んでいても、なぜかやつらは部屋や職場にたまにまぎれこんできたりしますから。
知っておいて損はないと思います。
それでは具体的なお話しスタートです!
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ムカデとは?
毒性の有無
◎.毒性アリ/毒牙を持つ
毒性が極めて強く、かまれると激しく痛んだり、腫れたりする
まれにアナフィラキシーショックを起こす場合もあるので注意すること
頭部・身体の見た目・触角・アゴの有無
◎.身体が上下に平たい楕円柱型
◎.頭部も平たい
◎.胴体が柔らかい
◎.頭部の先端内側には、うしろにまるまるようなかたちで、よく目立つ触角がある(内側にもう一対ある)
◎.頭部の両端におおきなアゴがある
→つまり、べたっと平たいかたちをしているのがムカデ
脚の特徴
◎.身体の節ひとつにつき脚が一対ついている
◎.身体の後端に生える2本の尾脚は他の脚とくらべてすこし長め
◎.顔と脚が黄色や赤色のものがいる
→つまり、身体が緑っぽくて脚やら頭やらが派手な色のものがムカデ
行動の特徴
◎.動きが早い
◎.ふれたり刺激すると顔をあげたりお尻をあげたりして威嚇する、あるいは逃げる
◎.活動動物食(主に捕食性)つまり肉食
ヤスデとは?
毒性の有無
◎.毒性アリ(ムカデよりは弱い)/毒牙はない、ただし体表の毒腺から気体や液体の臭いがきつい毒を放つ
その体液が皮膚や目などに付着すると、痛みを感じる場合があるので注意
頭部・身体の見た目・触角・アゴの有無
◎.身体が円柱型
◎.頭部はまるい
◎.胴体上方の表面は硬い殻に覆われている
◎.頭部の先端内側にピンと張った一対の触角がある
◎.ムカデのようなアゴはない
→つまり、ころころと丸いかたちのものがヤスデ
脚の特徴
◎.体の節ひとつにつき脚が二対ついている
◎.身体の後端に生える尾脚が一本のトゲ型になっている
◎.顔と身体の色は同系色のものがおおい、また脚は白や黄色のものがおおい
→つまり、身体・脚・頭ともに地味じみした茶色っぽいものがヤスデ
行動の特徴
◎.動きが遅い
◎.ふれたり刺激すると、まるまり防御姿勢をとる
◎.腐食植物食(主に腐葉土などを餌にする)つまり草食
ムカデとヤスデの見分け方
つまり……
◎.ぱっと見で身体が平らならば「ムカデ」
◎.身体が丸っこければ「ヤスデ」
という判断でかまわないと思います。大きさによる違いはあまりありませんので「平ら」か「丸い」かで判断することが重要になってきます。
ムカデとヤスデの毒性について
さらに。
どちらに毒があるかということですが……
「ムカデ」「ヤスデ」ともに毒性があります。
毒の種類ですが……
◎.噛むほうがムカデ
◎.臭いのある体液をだすのがヤスデ
という判断ができます。
まとめ
こういった節足動物というのは、見た目もグロテスクで、かなり気持ち悪いですよね。
さらに毒まで持っているというのですから、手に負えません。
「こっちはムカデ? こっちはヤスデ?」なんていうように、じっくりと見るなんてできませんし、なにより街なかではそうそう見る機会もありません。
ですので生活圏で発見した場合、よけいにとまどってしまいます。
かまれた場合にダメージが大きいのは、もちろんムカデですが。
ヤスデに毒性がないかというと、そういうことでもありません。
どちらも害虫ですので、決して素手ではふれずに駆除スプレーなどで駆除するようにしてください。
以上が、ムカデとヤスデの違いと見分け方でした。