うのたろうです。
毎年6月10日は「時の記念日」です。
この意味や由来についてお話しします……
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「時の記念日」意味や由来は?
制定は大正9年(1920年)。
東京天文台と生活改善同盟会によって定められました。
時の記念日の由来は「天智天皇が10年4月25日(グレゴリオ暦換算=671年6月10日)、日本で初めて『漏刻(ろうこく)』という水時計を設置した日」ということ。こういった記載が「日本書記」のなかにあったそうです。
※漏刻
時の記念日をつくった理由は「日本人もしっかり時間を守って生活を改善し、欧米のように生活の合理化をはかろう」というのが目的です。
つまり。
日本の近代化のためにつくられた記念日だということがわかります。ちなみに……
日本初の初の水時計を設置した人物である天智天皇とは中大兄皇子(なかのおおえのおうじ)のことです。これは645年に中臣鎌足(なかとみのかまたり)とともに大化の改新をおこなった人物です。
さらに……
6月10日はほかになんの日?
◎.路面電車の日
制定は1995年。「路面電車サミット」(路面電車を持つ自治体開催)にて制定。由来はダジャレ。6(ろ)10(てん)で「路電」になるというところから。
◎.ミルクキャラメルの日
制定は2000年3月。森永製菓が定めた日。由来は「森永ミルクキャラメル」が1913年6月10日に発売されたことから。
◎.無糖茶飲料の日
制定は伊藤園。由来はダジャレ。6(む)10(とう)という語呂あわせ。
まとめ
毎年6月10日は時の記念日であり、路面電車の日であり、ミルクキャラメルの日であり、無糖茶飲料の日であります。
半分はダジャレですが、時の記念日はしっかりとした歴史に裏付けされた記念日ですので、この日は腕に時計をして、しっかりと時間を意識して一日の生活をしてみてはいかがでしょうか?
うのたろうでした。