うのたろうです。
本日、個人輸入や海外通販で革靴の関税額が一発でわかる裏ワザ的な方法をご紹介いたします。難しい計算などいっさいありませんので、これを覚えておくと個人輸入や海外通販が一気に便利になりますよ……

 

SPONSORED LINK

個人輸入・海外通販で発生する革靴には関税がいくらかかるの？

一般的にいわれている個人輸入や海外通販のさいに発生する革靴の関税額の計算方法は以下の通りです。

・革靴の価格（VAT抜き）の60%に対して30%の関税がかかる
・ただし関税額が4300円に満たない場合、靴の値段がいくらであっても4300円の関税が発生する

ひじょうにかわかりにくいですよね。ひとつわかっていることは、革靴を個人輸入した場合、関税は最低でも4300円発生するということです。では、たとえば……

「イギリス価格で100ポンドの靴を買う場合」は？

イギリス価格で100ポンドの靴は日本から海外通販するとVAT抜きの価格で購入することができます。VATというのは、わかりやすくいえば贅沢税のようなものです。日本人には関係のない税金なのでそれが免除されます。

イギリスのVATは金額の20%。
つまり80ポンドで購入することができます。ここから関税が発生してきます。つまり……

・48ポンド（80ポンドの60%）×0.3＝14.4ポンド

これが関税です。
たとえば1ポンド150円の場合は2160円ということになります。これを4300円と比較した場合、4300円の方が高額になります。ということは……

「100ポンドの革靴を輸入した場合、4300円の関税が発生する」ということになります。ですが、いちいちこんな計算するのは面倒くさいですよね。そこで……

【裏ワザ？】革靴の関税を簡単にだす方法

①革靴1足の価格（Excel VAT）を日本円に計算する
②その金額が「～2万3888円」か「2万3889円～」に振りわける

以上です。そして……

◎.2万3888円まで → 関税:4300円
◎.2万3888円以上 → 関税:商品価格×0.18円

ちなみに。
関税は靴1足ごとにそれぞれ発生します。革靴を複数足購入する場合は、×2、×3……という形になります（靴2足で合計額が2万円の場合→4300円×2のような形）。

革靴の関税の例

①100円の革靴を1足
→関税:4300円

②1万円の革靴を1足
→関税:4300円

③3万円の革靴を1足
→関税:5400円

①②③すべてを同時に購入した場合
→関税:1万4000円

※ただし合計金額が4万100円（3足）という場合ならば1足ぶんの平均（1万3366円＝関税4300円）×3で1万2900円というケースも稀にあるようです。

まとめ

革靴を個人輸入した場合の関税はVAT抜きの金額で2万3888円が、ひとつの区切りになります。

・～2万3888円→関税:4300円
・2万3888円～→関税:価格×0.18円

これだけ覚えておけば、簡単に計算ができますので、ぜひご利用ください。
うのたろうでした。