うのたろうです。
毎年2月6日は「抹茶の日」と呼ばれています。
その由来や意味はどこからきているのでしょうか?
歴史などもふくめ、わかりやすくご紹介いたします……
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「抹茶の日」の由来や意味とは?
1993年(平成4年)に制定された記念日。
由来は西尾茶の創業120年を記念して西尾市茶業振興協議会(愛知県)が制定しました。
由来は「風炉(ふろ)」という道具の語呂あわせ。
ちなみに「風炉」とはうえの画像。
これは茶道で使用する道具で、「釜を風炉にかけて湯をわかす」という使い方をします。特徴は一方から風がはいるようにへこんでいる形。
※こんな感じで、そのうえに茶釜をうえにのせます。
2月6日
↓
26
↓
2(ふ)6(ろ)
というわけです。
これが2月6日が「抹茶の日」とされる意味や由来です。ちなみに……
2月6日は、ほかになんの日?
2月6日はほかに「海苔の日」ともいわれています。
海苔の日の制定は1996年(昭和41年)。実施は、その1年後の1997年からです。
制定したのは「全国海苔貝類漁業協同組合連合会」。由来は古く大宝律令(たいほうりつりょう)の時代にさかのぼります。
大宝律令とは、702年1月1日――新暦2月6日に施行された法律です。
この法律のなかで「海苔」が年貢として指定されていたことから、2月6日を「海苔の日」にしようという動きになったといいます。
さらに同時に、海苔のシーズン(海苔ウィーク:1月31日~2月6日)がこの時期ということも重なっていることも由来しています。
まとめ
抹茶の日の意味や由来は「風炉」という茶道で使用する道具から。
制定は1993年で、語呂あわせということで決まった記念日というわけです。
毎年2月6日には抹茶を飲みながら、海苔せんべいを食べてみてはいかがでしょうか?
うのたろうです。