うのたろうブログくろおと

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雑記

バイクの「ヤエー」とは?意味・やり方・右手でやらない理由は?

うのたろです。

本日、バイクに乗っているとよく耳にする「ヤエー」という言葉についての説明です。この「ヤエー」ですが、ライダーのなかには「うざい」「無視したい」と思う人もいたりします。

この意味や語源、やり方などのついて紹介していきます。

 

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「ヤエー」とは?

ヤエーとはライダー同士のハンドサインのようなものです。
おたがいに知らない同士が道路ですれ違いざまに左手でサインを送りあって挨拶する。これがヤエーの意味です。

ちなみにヤエーのやり方はこんな感じ。

ヤエー1

左手で軽くピースサインをつくるのが基本です。
人によってやり方は違います。正しいヤエーの方法というものは厳密にはありません

ピースの幅をもっと広げる人もいれば、ひとさし指となか指を完全にくっつけて「ヤエー」をする人もいます。

個人的な印象では女子はピースを大きめにつくることが多く、男子はカッコつけた控えめなヤエーをすることが多いです。

ちなみに「ヤエー」を左手でやる意味は?

これはMTバイクに乗っているとわかると思いますが、単純に「右手でするとアクセルから手を離すことになりバイクのエンジンブレーキがかかってしまうため危険だから」です。
稀に右手でヤエーをやる人もいますが、そういった方は左手でクラッチを握るなどしてエンジンブレーキがかかならないようにしています。

ヤエー3

もちろんギアのない原付きやビッグスクーターのようなATならば右手で「ヤエー」をしてもエンジンブレーキがかかることはありません。

しかしいずれの場合も「ヤエー」はハンドルから片手を離す行為なので十分安全に注意してください

「ヤエー」の語源は?

もともと道中ですれ違うライダー同士で無事を祈りおたがいにピースサインを送りあうという行為は昔からありました

しかし、「ヤエー」という言葉ができたのごく最近のことです。

「ヤエー」という言葉が生まれたのは2chのバイク板に建てられた「ピースしようぜ!」というスレッドだといわれています。

その語源は「YEAH」
テンションがあがったときに発する、あの「イエー」です。

ヤエー5
※子どもから大人までテンションがあがったときにやる、あの「イエー」

2ちゃんねるでの会話中、「YEAH(イエー)」の表記を間違えて誰かが「YAEH(ヤエー)」と書いたことがウケて広まりました。

これがヤエーの始まりです。

ヤエーをすると本当に返ってくるの?

これだけ一般的な言葉として知られている「ヤエー」ですが、日本人のシャイな性格から現実世界ではなかなか広まっていません

・やる人はやるけど、やらない人はまったくやらない(やる人は車でも「ヤエー」をする)
・あるいは「ヤエー」という挨拶文化自体を知らない人もいる

これが現状です。
そのため「ヤエーをしたけど無視された」ということも起こりえます。
この挨拶を知らなければ「ヤエー」をされた相手は「いきなり知らない人にピースをされた?」などと不審に思ってしまうこともあるので注意してください。

ヤエーが返ってくる人とこない人の見分け方は?

口コミでは北海道千葉が比較的「ヤエー」が帰ってきやすいということです。
とくに北海道はヤエーの挨拶文化が発展しているという印象を受けます。

想像の域をでませんが、だだっ広い北海道の道では走行中になかなか対向車がこないため、ある種の「運転中の寂しさ」を感じているため、おたがいが挨拶をする習慣が根付いたのではないでしょうか。

ヤエー4

ネットでは白バイの方に「ヤエー」や「敬礼」をしたら返ってきたという方も少なくありません。安全さえ確保していれば頭をさげる感覚で挨拶をすることはOKであり、怒られたり違反扱いされることは実際にはないというのが現状です(ただしわき見運転やカーブ中でのヤエー、または明らかに煽るようなヤエーなどはしてはいけません、そもそも危ないです)。

※自己責任でお願いします

また「ヤエーステッカー(ヤエステ)」などをヘルメットやバイクに貼って「ヤエーOK」のサインをだしている人もいます。このステッカーはバイク乗りが集まる場所などに置いてあって配布や販売されていることがありますが、なかにはヤエーステッカーを自作するつわものもいたりします。

ヤエー2
※自作のヤエーステッカー

ですが、ほとんどの人が恥ずかしがっているためなかなか相手からしてくれることはありません。そのためほとんどの場合「ヤエー」は自分発でやることになります。このときは相手の雰囲気を見てヤエーをするというほかうまい方法がありません。

まとめ

ヤエーはすれ違うライダー同士がピースサインを送りあう挨拶文化。
語源はイエーで発祥は2ちゃんねるです。

以上。
ヤエーのお話し。
うのたろうでした。

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