うのたろうです。
iPhone版のLINE 4.5.0にて不具合がでているそうです。
バックアップをとっていないのに「アップデート後に友達・グループ・トーク履歴がすべて消えてしまう」などという恐ろしい不具合です。
しかし。
そんな場合も、以下の方法でもしかしたら復旧できるかもしれません。本日はそんな情報のお話です。見ていきましょう。
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不具合の内容
iPhone版LINEのアップデートで起こる不具合の種類は2つです。
①友だち一覧から友達が誰もいなくなる
②トーク履歴が全部消える
どちらも恐ろしい状況です。では、どうしてこんな不具合が起こっているのか?
それはライン内にLINEアプリ以下の「Documents/talk.sqlite」という破損データが存在していることが原因だったのです。ちなみに……
talk.sqliteとは?
これはいわゆるデータベースファイルと呼ばれるもの。
なかには「トーク履歴」「友だち情報」などの情報がすべて保存されています。そのため、このデータが壊れているとアプリにこういった情報が表示できなくなってしまうのです。ではどのようにすれば壊れたデータを直せるのでしょうか?
データ復旧の方法(概要)
①まずWINDOWSのパソコンを用意する
②i-Funbox(ソフト)などでLINE/Documentsをひらく
③一度「talk.sqlite」を削除する
④「.talk.sqlite.migrationdestination_…」というファイルを探す
⑤そのファイルを「talk.sqlite」に変更する
これで消えたトーク履歴や友達が復旧するというのです。ちなみにi-Funboxはここから無料でダウンロードできます。
データ復旧の方法(詳細)
①~②i-Funboxの入手
まずwindows環境のパソコンで上記のリンクにアクセスしてください。そしてi-Funboxを無料DLしてください。その後PCとiPhoneを接続してください。
③i-Funboxの操作
壊れているファイル「talk.sqlite」を削除してください。そのさいに右クリックで「移動」または「名前変更」を選択しバックアップしてください。
④~⑤ファイルの書き換え
次におなじフォルダにある「.talk.sqlite.migrationdestination_XXXX」というファイルを見つけてください。そのファイルの名前を「talk.sqlite」というものに置き換えます。自分でキーボードを打って書きかえるということです。
「.talk.sqlite.migrationdestination_XXXX」
→「talk.sqlite」
これで対策は完了です。うまくいけばデータが復旧します。
ちなみに……
「.talk.sqlite.migrationdestination_XXXX」というファイルの代わりに以下のファイルがある場合があります。その場合、それぞれ矢印以下のファイルに置き換えて(書き換えて)ください。
「.talk.sqlite.migrationdestination_XXXX-shm」があったら……
→「talk.sqlite-shm」
「.talk.sqlite.migrationdestination_XXXX-wal」があったら……
→「talk.sqlite-wal」
※不具合が発生していない端末には「.migrationdestination」というファイルは存在していません。「.migrationdestination」がないのにトークが消えたという場合は別の原因が考えられます。
また、復旧の原理は「.migrationdestination」という中間ファイルを強制的に完了後のファイルに置き換えたという形です。これについては詳しくこちらの記事で説明いたします→
ちなみに……
今回の不具合が起こりやすい人を予想
以下は予想の範囲をこえないのですが、今回の不具合が起こる人というのは以下の2つの可能性があると考えられます。
①LINEのへヴィユーザー
②iPhoneのストレージ容量やメインメモリに余裕がない端末
つまりトーク履歴のデータが大きい場合や古いバージョンから一気に4.5.0へアップデートしたことが原因になっている場合があるということです。
そういった場合はLINEが自動でアップデートをしないような設定に事前にしておくとより良いでしょう。
自動アップデート無効の設定方法
設定方法は簡単です。
①ホーム画面にある設定アイコン(歯車)をタップ。
②設定→iTunes & App Storeをタップ
③自動ダウンロードという項目のなかの「アップデート」のチェックを「オフ」にする
以上で、ラインの自動アップデートは無効化できます。
最後に
少々ややこしいやり方ではありますが、試してみる価値のある方法だといえます。
最後にもう一度、すべて自己責任でお願いいたします。
うのたろうでした