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WiMAXが遅い時の改善策は?2015年2月12日からの速度低下の理由と解決法

うのたろうです。
2015年2月12日以降、とつぜん「WiMAX」が遅くなった――そんな話を耳にしたことはありませんか?

本日は、そんな話しをまとめてみました。

 

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そもそもWiMAXとは?

モバイルルーターを持ち、スマホをWi-Fiで接続することによって速度制限をかけられることなく無制限にインターネット接続ができるという便利なシステムです。よくカフェなんかでパソコンをひらいている人がテーブルのうえに四角い機械をおいていたりしませんか? それがWiMAXのモバイルルーターです。
WiMAX2+速度低下対策遅いなんで

そんなWiMAXですが2/12以降少々ようすが変わってきたようです。インターネット等ではこんな声がささやかれています。

「WiMAX」利用者のインターネット上での声は?

「無印WiMAXが遅くて不便――」
「昨日から電波が不安定」
「EVDOといい勝負かもしれない」
「解約できないかな」

そうかと思えば、こんな声もあります。

「WiMAXの速度がさがりはじめてるらしいけど、とくに遅いと思わない」

体感としては地域によって、人によってさまざまなようです。結局のところ、実態はどうなのでしょうか?

「WiMAX」は2/12以降、本当に遅くなったの?

こたえは「YES」です。じっさいにWiMAXは遅くなりました。この速度の低下は公式発表もされていたことです。

「2015年2月12日以降から順次『WiMAX』の速度が低下」

「順次」というのがミソで、だから今回のように「遅くなった」と「そうでもない」という二極化した意見が耳にはいってくるようです。
WiMAX2+速度低下対策遅いなんで
つまり上記のことから以下のことがわかります。

「遅くなった」と感じる人はこんな人
→2/12の時点でさっそく速度低下をしてしまった地域(あるいは契約者)の人

「今までと変わらない」と感じた人はこんな人
→まだ速度低下の対象になっていない地域(あるいは契約者)の人

この説明を見てわかるように今「遅くなった」と感じていない人でも近い将来WiMAXの速度はかならず遅くなります。これに対応するにはどうしたら良いのでしょうか?

これにはWiMAXとWiMAX2+の話が関係してきます。見ていきましょう……

WiMAXとWiMAX2+の違いの話

現在「WiMAX」と「WiMAX2+」のサービスが提供されているというのは周知の事実かと思います。
違いをわかりやすくいえば……

◎.WiMAXは従来のWi-Fi電波
◎.WiMAX2+は新しいWi-Fi電波

このようにわけられます。

ちなみに。
WiMAX2+のほうがWiMAXよりもより高速な通信ができます。

しかし、WiMAX2+の電波を使用するためには手持ちのルーターがWiMAX2+に対応している必要があるのです。

WiMAXが今回の件で遅くなってしまった原因は?

今回の件のそもそもの原因は「WiMAX2+のインフラ整備」がかかわってきているようです。

2015年2月12日から順次『WiMAX2+』のさらなる高速化が進められている――

これによりWiMAXは「くだり最大220Mbps」という高速通信に移行していきたいという考えです。ちなみに現在はWiMAX2+で最大110Mbpsです。

しかし、このくだり最大220Mbpsという速度をだすためにはWiMAXでは無理なのです。このスピードに対応できる電波はWiMAX2+のみ。
WiMAX2+速度低下対策遅いなんで
ということで、WiMAXの速度を落としそのぶん電波によゆうをつくり、よゆうができたぶんWiMAX2+の速度を速くするというのが今回とられている方法です。

ひらたくいえばWiMAX2+のスピードを速くするために従来のWiMAXがワリをくったということです。そんな背景があり従来の「WiMAX」の速度が低下したというわけです。

ちなみに。
速度低下をされたあとの最大ダウンロード速度は13Mbpsという状況。もともとのWiMAXの速度は40Mbpsだったので、今まで快適に「WiMAX」を使用してきたユーザーにとってはある日とつぜん通信速度が3分の1ていどに落ちたのでめちゃくちゃ遅く感じているといったぐあいなのです。

遅くなったWiMAXにどう対応するか?

これは、ずばりWiMAX2+を使用することで解決をはかるのがベストです。というより、今のところほぼそれしか解決策はありません。
もし、お手持ちのルーターがWiMAX2+の220Mbpsに対応している機種ならばそれをそのまま使用することで快適なネット通信をすることが可能です(おそらく今まで以上に快適になっているはずです)。

ですがここでひとつ問題があります。

従来型の『WiMAX2+』ルーターは220Mbps未対応

ということです。

◎.Wi-Fi WALKER WiMAX 2+ NAD11クレードルセット
◎.Wi-Fi WALKER WiMAX 2+ HWD15クレードルセット
WiMAX2+速度低下対策遅いなんで
などの従来の「WiMAX2+」ルーターは220Mbpsには対応していません。さらにシングルのWiMAXルーターもとうぜんながら対応していません。こういったルーターを使用している場合、とうぜんのように今回の速度低下の対象になってしまうのです。

ちなみに。
現在、WiMAX2+に対応している機種は。

Speed Wi-Fi NEXT W01クレードルセット
WiMAX2+速度低下対策遅いなんで
のみのようです。
この機種はWiMAX2+にのみ対応しているため、この機種ではWiMAXには接続できません。一長一短という感じですね。

もしWiMAX、WiMAX2+の両方を利用したい場合は。

3月上旬発売の。
Speed Wi-Fi NEXT WX01
WiMAX2+速度低下対策遅いなんで
を購入することがオススメかもしれません。

自分がどのようなルーターを使用しているのかわからないというかたは型番から問い合わせるなどして確認する必要があります。

ちなみに……

現在普及されているルーターは?

ざっくりとですが現在普及されているルーターは分類すると以下の4種類です。

①「WiMAX」だけ対応のルーター
②「WiMAX」と「WiMAX2+」に対応のルーター
③「WiMAX」と「WiMAX2+」220Mbpsに対応のルーター
④「WiMAX2+」220Mbpsだけ対応のルーター

※4G(LTE)電波機能に関しては割愛

従来のルーターは①と②だけでした。たいていのかたがこのどちらかのルーター(ほとんどのかたは②)を使用していることと思います。その場合、速度低下の対象になってしまうので、今後③か④のルーターを購入するか、新たに③や④のルーターを使えるように契約をしなおさなければいけません。

まとめ

「速度が低下した」といってもそれはWiMAXだけの話です。WiMAX2+はむしろ速度が2倍にアップしています。この220Mbpsの恩恵を受けないのは非常にもったいないことです。

なので現在、220Mbps未対応の『WiMAX』や『WiMAX2+』を使用している方がとるべき行動は以下の2つ。

①解約して他社の通信サービスに乗りかえる
②220Mbps対応の『WiMAX2+』ルーターを購入し変更する

あるいは『WiMAX』のみのルーターを使用している人には、運営側が無料で「WiMAX2+」にするサービスを実施していたりするので、それを使うのもひとつの手だろうと思います。

以上。
快適なインターネットライフを。
うのたろうでした。

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