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季節行事

ひな人形の片付け時期は?「早くしまわないと結婚できない」というウワサの真実が意外!

うのたろうです。
ひな人形を早く片づけないとお嫁にいけない――

そんな言葉をきいたことはありますか?

本日は、その真実についてのお話しです。この話しの由来が実はけっこう現実的なものだったりするんです。

 

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本当に、ひな人形を早く片づけないとお嫁にいけないの?

んなわけありません。これは迷信です。非科学的なウソッパチです。ですが、こんなふうにいわれるからにはなにか理由があるのでしょう。
調べて、いくつかの説があるということがわかりました。

その説とは?

「上巳(じょうし)の節句」というものをご存じでしょうか?
ひらたくいえば、ひな祭りの起源。内容は古代中国の厄払い行事です。人形(ひとがた)に汚れ(けがれ)をうつして水に流すという風習で、これが現代のひな祭りと混同されてこのような迷信が生まれたのだといわれています。
ひな人形お嫁にいけない噂迷信真実
たとえば現代の日本でも上巳の節句と似たような風習があります。
「流し雛」と呼ばれるもので、これはわらや紙でできた人形を川などの水に流すという行事です。今でも鳥取などの地域でおこなわれています。

つまり、どちらもひな人形に女の子の厄や災いを移して水に流すという考えがベースです。
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こういった上巳の節句をルーツに持つ流し雛と、現代のひな祭りが歴史のなかでいつのまにか混同されてしまいました。そしていつしか「ひな人形を早く片づけないとお嫁にいけない」という説がうまれました。

ようするに意図的に災厄を孕ませたひな人形をいつまでも身近におかず、早く片付けて災いを女の子のもとから遠ざけたほうが良いという考えかたです。

ちなみに、ほかの説もあります。

他の理由とは?

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しつけ説

雛人形をいつまでも飾りっぱなしにするということは、イコール片付けも満足にできない人間。つまりきちんとした女性になれないため、いいお嫁さんにもなれない。そんなことも「ひな人形を早く片づけないとお嫁にいけない」という理由のひとつになっているようです。

結婚象徴説

ほかには日本人の好きなダジャレという考え方もあります。

「早くだす(飾りを)」=「早くだす(嫁に)」
「早く片づく(飾りをしまう)」=「早く片づく(娘が片づく/嫁にいく)」

これは雛人形が婚礼の様子をあらわしているので、そういったところから飾る時期を娘の結婚になぞらえて、そこにダジャレをハイブリッドしたような考えかたです。

まとめ

もっとも、このいろいろな説はただの迷信であるにしても早く片づけるにこしたことはありません。なぜなら高級な雛人形というのはどうしても湿気に弱いですのであまりだしっぱなしにしておくというのも良くありません。
ですので、いつまでも長く飾っておかずにひな祭りが終わったあとはコンディションの良い場所にしまい、また来年の楽しみにしてください。

なにはともあれ。
片づけるのが遅くなってもちゃんと結婚できますよ。
よかったですね。これがひな人形の迷信のお話しでした。

ちゃんちゃん

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