雑記

ケレス【発見~現在までを解説】│場所は?大きさは?準惑星ってどういうこと?

うのたろうです。
準惑星ケレスをご存知でしょうか?
現在、NASA(米航空宇宙局)の無人探査機「ドーン」の写真が話題になっているあのケレスです。

本日は、そんなケレスの場所や準惑星に降格されてしまった経緯などをわかりやすく説明いたします。見ていきましょう……

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ケレスとは?

準惑星である「ケレス」は「1 Ceres」と表記します。
「ケレス」(ラテン語)または「セレス」(フランス語/スペイン語)と呼ばれます。名前の由来はローマ神話の女神ケレス(ケレース)。また英語圏では「シリーズ」と呼ばれることもあります。
ケレス光正体ドーン写真NASA
名前のまえについている「1」は小惑星番号のこと。ケレスは小惑星番号1番ということになります。

ケレスの場所はどこ?

ケレスは火星と木星のあいだのアステロイドベルト(小惑星帯)に位置している唯一の準惑星です。ちなみに、2番目以降の準惑星はすべて冥王星以遠に位置しているため地球から一番近い準惑星といえます。では……

出典:キッズネット
ケレス光正体ドーン写真NASA

準惑星とは?

簡単にいうと準惑星とは「惑星とカウントするにはサイズが小さすぎる星」のことです。
たしかにケレスは火星⇔木星間のアステロイドベルトにおける最大の天体です。質量がそこにある小惑星帯の天体の総質量の4分の1~3分の1を占めるほどというのですから、その大きさがわかるだろうと思います。

このアステロイドベルトにある2番目に大きい星「パラス」でさえも、その質量はケレスの5分の1ほどしかありません。

そのためケレスは過去には「小惑星」(準惑星よりうえの単位)としてカウントされていました。しかし、それでもまだ小さすぎるのです。

そんなケレスの大きさは?

ケレスの大きさは直径約950kmしかかりません。
もちろん、この直径950kmというのが小惑星のなかでは際だって大きいというのも事実です。しかし、それでもまだ惑星とするにはサイズが小さすぎるのです。その大きさは太陽系最小の惑星である水星の約5分の1ていどしかありません。そんなケレスの発見はといいますと……

ケレスの発見はいつ?

ケレスの発見は今から200年以上も昔の1801年。発見当時ケレスは天王星の次に人類が発見した「惑星」という位置づけでした。
ちなみに惑星とは「安定軌道を公転する星」のことを指しています。
ケレス光正体ドーン写真NASA
しかし、そのサイズの小ささと、その後すぐに近くの軌道上におなじような無数の天体(小惑星帯=アステロイドベルト)が続々と見つかったことによりケレスは「小惑星」に降格してしまいます。1850年ころのことです。

その結果、ケレスは「太陽系最大の小惑星」ということになったのです。しかし時代は流れケレスは準惑星にさらに降格してしまったのです。その理由は……

ケレスが準惑星になった理由は?

ケレスが準惑星に降格になってしまった理由は簡単です。ケレスより大きい星が2000年以降次々に発見されてしまったからです。

具体的には、海王星以遠にクワオアー(直径1,250km±50km)など複数の太陽系外縁天体のことです。これらはケレスの大きさをゆうにうわまわる大きさでした。そんなこともあり、小惑星よりもさらに小さい惑星「準惑星」に降格せざるを得なくなってしまったのです。ちなみに……

準惑星の定義は?

準惑星は「dwarf planet」と表記されます。その定義は、2006年8月のIAU総会で採択された太陽系の天体の定義に基づいています。

それは「質量が自己重力によって球形を保つのに充分であること」

つまり準惑星という言葉は、小惑星より小さい単位としてここで初めて生まれたということになります。

まとめ

以上がケレスの場所や位置、そして惑星から小惑星になり、そして準惑星に降格していった経緯です。

これを知っているとドーンのニュースなどがさらに楽しめると思いますよ。

宇宙の神秘、素敵ですよね。
うのたろうでした。

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