うのたろうです。
羹(あつもの)に懲りて、なますを吹く――まあ、そんな言葉があるくらい舌の火傷というのはややこしいです。
まあ、放っておけば1週間くらいで治るものなのですが、これがけっこう気になるもので、早く治せるならば治したいと思うのが、通常の人の感覚ではないでしょうか?
そこで本日、ちょいと良い話。
舌のやけどを、早く治す方法があるのです。本日の「くろおと」は、そんな話です。
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どんなときに舌をやけどするの?
季節に関係なく、コーヒーや紅茶、みそ汁やスープなど熱いものをのんだとき、やけどをすることあると思います。
予防法は、できるだけ落ちついてのむことが一番なのですが、やけどをしてしまうのは瞬間的なことなのです。
また舌の火傷の再現性というのはひじょうにあいまいで、どれほど気をつけていたとしてもやけどするときはしてしまいます。そこが舌のやけどのやっかいなところです。
ですので予防もだいじですが、舌を火傷したときにはどのようにして早く治すかということを考えるほうが得策です。
舌をやけどしてしまったら?
通常のやけどとおなじように、とにかく冷やすことが重要です。冷やして冷やして冷やしまくる――これがやけどには一番効果がある治療方法です。
しかし、舌のやけどは口のなかのできごとです。保冷剤をあてたり、氷水をいれたボウルに舌をつっこんでおくわけにもいきません。
では、どうやって冷やせばいいのでしょうか? こたえは……
氷を直で舐めること
これによって患部を直接冷やすことができるのです。
舌のやけどを早く治すコツは?
コツとしては、火傷をしたらすぐに大きめの氷を口にふくんでそれを延々と舐め続けることをオススメします。できれば舌の感覚がなくなるまで。
もし1つで足りなければ、2つ目、3つ目と氷を舐めて、舌をキンキンに冷やしてください。
このときのポイントとしましては、意識的に舌の先を冷やすようにしてください。
といいますのも、食べ物や飲み物の熱さを感じるのは舌先なのです。
そんな理由から舌のやけどは舌先にだけ起こるものです。さらに、舌の火傷を早く治すためには次の2つの方法も効果的です。
舌のやけどに効果的なその他の2つの方法
舌のやけどには「砂糖」や「蜂蜜」が効果的です。それぞれの使い方は以下の通り……
①砂糖を舌先でころがす
少量の砂糖(角砂糖でもオーケー)を舌先にのせ、その舌先をうわあごに押しつけるようにして、その状態をキープします。そして砂糖が舌先で溶けるのを待ちます。
すると、驚くほど痛みがやわらぎます。
②蜂蜜を舐める
また蜂蜜を舐めるのも効果的です。
ハチミツは美容液などにも使われるくらいですので、もともと保湿効果があるのです。そのため、蜂蜜はやけどの治療に効果が期待できるのです。
まとめ
舌の火傷は、本当にやっかいです。
こういった方法で、一日でも早く舌のやけどを治してください。
うのたろうでした。