うのたろうです。
本日、腕時計の日付あわせのお話しです。
時計は精密機械なので、間違った日付あわせをして内部の機械に負荷をかけてしまわないよう、きちんとここに書いてある手順で日付あわせをしてください。
けっこうだいじなことなので、きちんと見ていきましょう。
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日付あわせのやり方の基本
日付あわせをするまえの準備があります。
それは時計の針(長針と短針)を一直線にすることです。つまり6:00の位置に針をあわせることが重要になってきます。
またその際は、かならず針の位置が午前なのか午後なのかということも確認しておいてください。
針の位置が午前か午後か調べる方法
針の位置が午前か午後かを確認する方法は面倒ですが、この方法しかありません。
1.針を時計まわりにゆっくりとまわす
2.12時前後でデイト表示が切り替わるかどうかということで判断する
このさい針の位置が12時になっても日付のデイト表示窓が次の日付に切り替わらなければそれは昼の12時ということ。
逆に12時前後から窓の数字が動き始めていく場合は夜中の12時ということになります。
※時計が半日ずれてしまうと、昼ころに日付が変わってしまうという状況になってしまうので注意が必要です。
次は日付あわせのやり方です……
日付あわせの方法
1.リューズを2段目まで引く
2.針を6時にあわせる
3.リューズを1段戻す
4.日付を合わせる
※4の段階でリューズの位置が間違っている場合は、デイト表示の窓の数字ではなく針が動いてしまうのですぐにわかります。
5.リューズを再度2段目まで引いて時間を合わせる
6.リューズを戻す
これで完了です。
時刻・日付調整をしてはいけない時間帯
カレンダー付きの機械式時計の場合、時刻合わせをしてはいけない時間帯というのがあります。それは……
午後9時~午前3時
この時間帯に針を動かすのは絶対にNGです。
なぜなら時計内部で歯車がカレンダーを切り替える体制にはいっているため、針を無理に動かすと歯車におおきな負荷をかけてしまうからです。
したがってこの時間帯には絶対にいじってはいけません。
まとめ
以上が日付と時刻の変更方法でした。
注意点は2点。時刻合わせの時間帯。そして針をかならず時計まわりに動かすこと。
中身の機械に負担をかけないように、きちんとした方向に針を動かしてください。そして時刻合わせはかならず午前3時から午後9時までに完了するようにしてください。
以上。
うのたろうでした