うのたろうです。
「ちくわぶ」をご存じですか?
関西ではほぼ目にすることのない食材ですが、関東では人気のおでんの具だったりします。
そんなちくわぶとは、いったいどんなものなのでしょうか?
見ていきましょう……
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ちくわぶとは?
ちくわぶとは、ひとことでいえば「ちくわの形をした小麦粉の塊」。味や食感はすいとんなんかに近いものだと思ってもらえれば間違いありません
つくり方はめちゃくちゃ簡単。
小麦粉に塩と水を混ぜてこねて形をつくって蒸しあげれば完成です。見た目としてはこんな感じ。
ちくわとちくわぶとの違いは「魚のすり身を使う」か「小麦粉を使う」かという点。
この説明で「ちくわ」とはまったく別物だということがわかると思います。
ちなみに、ちくわは魚肉のすり身などを棒に巻きつけ、焼くor蒸すことで完成します。
ちくわぶはどんな料理につかうの?
レシピ……といわれると、はっきりいってほとんどありません。
関東でも「おでんの具」くらいにしか利用しません。
おでんのなかで一番ちくわぶが好き――
こういった方は、おそらく主食代わりに食べているという感じです。なんといっても、おでんと白米はあまりあいませんから。
おでんのときに白米は進まないから食べられない。
だけど、炭水化物がなんとなくほしい。
だからちくわぶを食べる。
こういった理由から、関東ではちくわぶがおでんの材料として人気なのです。
ちくわぶはおでん以外にもいれて食べられるの?
結論からいえば、あまりいれません。
しかし、すき焼きにいれる方はたまにいます。
この画像を見てわかるように、ちくわぶはめちゃくちゃスープを吸ってくれます。
そのためすき焼きとの相性が良いということですちなみに……
ちくわぶをおいしく食べるコツ・ポイントは?
ちくわぶはそのままおでんにいれて煮こんで食べるだけでもおいしいですが、その食べ方だと、どうしても粉っぽさが残ってしまいます。
しかし、一度下ゆでしてから鍋にいれるとなかの芯や粉っぽさがなくなってモチモチ食感になり、さらにおいしく食べられます。
ちくわぶを食べる地域はどこ?
はっきりいって「関東圏」のみです。関西だけでなく、東北や九州でもほとんど食べないそうです。例外としては仙台などの大都市などではスーパーなどでも販売されているようですが、やはり一般的ではないということです。
まとめ
関東ではメジャーな人気食材であるちくわぶですが、関西、東北、九州などではまだまだマイナーです。
しかし、最近はコンビニおでんなどでも販売されていたりしますので、ぜひ探して食べて見てください。
おいしいですよ。
うのたろうでした。