うのたろうです。
先日、ARIA(アリア)のハーモニカを購入しました。
1本500円前後の安いハーモニカです。
ネットの評判などでは「音がでないためあまり良くない」などとあまり評価の高くないハーモニカですが実際はどうなのでしょうか?
セキララにレビューいたします。
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ARIAのハーモニカとは?
ARIAは荒井貿易という日本の楽器メーカーが製造するラインの1つ。
有名なものはギターなどの弦楽器。そんななかARIAのハーモニカはほかのメーカーのものとくらべてリーズナブル(というより激安)な価格で販売されています。
【定価】1620円
【販売価格】500円前後
トンボのメジャーボーイが販売価格3000円前後、ホーナーのブルースハープが販売価格3500円前後ということなので、かなり安いハーモニカだということがわかります。
さらにARIAのハーモニカはすべてのキーが揃った12本セットがケース付きで5000円前後で販売されているので、ケース目的で購入される方も多いほど人気のある商品です。
ARIAのハーモニカとほかのハーモニカの比較
実際にぼくが買ったものは、これ。
ARIA AH-1020 C
CのキーのハーモニカでAmazonで410円で購入しました。
上:メジャーボーイ
中:ARIA AH-1020
下:ブルースハープ
比較するとわかるよいうに、サイズ感はメジャーボーイやブルースハープよりも小さいです。
また、この画像で比較すると穴と穴のあいだがかなり広いということがわかります。
ARIAのハーモニカを実際に吹いてみた感想は?
吹いた感じ、音のでかたはひじょうにキツイです。
空気が伝わりづらいといえばわかりやすいでしょうか。
メジャーボーイやブルースハープにくらべて、音がほとんどでないハーモニカという感想です。
ブルースハープとおなじ吹き方をしてだせる音量はだいたい6割~7割程度でしょうか。
また音の質もあまり良くありません。
ブルースハープのような渋い音でもなく、メジャーボーイの安定感のある音でもなく、ちょっと楽しいおもちゃといった感じの音です。
さらにベンドがかかりづらいのもARIAの特徴です。
かなり必死に吸っても音がさがりきらないので吹ける曲が限定されてしまいます。
そしてもう一点。
くわえたときの味に特徴があります。
もちろん吹いているうちに消えるのですが、購入したてのころはどことなくグリースくさい味が口に広がるため、このあたりも賛否がわかれるところです。
ARIAのハーモニカの評価は?
以上のことから、ARIA AH-1020はかなり吹きづらいうえ微妙な不具合とクセのあるハーモニカだといえます。
初心者にはまったくオススメできません。
ですが、おもちゃといって切り捨てるほど雑なものではありません。
しっかりとしたハーモニカで、この不具合とクセを楽しむという吹き方をすればそうとう楽しめます。
まとめ
以上のことから初心者にはオススメできませんが、ハーモニカ好きの人には個人的にオススメしたい1本です。
ARIAのハーモニカは音が小さいうえ空気が伝わらないので腹式呼吸の練習にはむいています。さらに、夜に自宅で練習しても周囲に迷惑がかかりづらいというのも意外な嬉しいポイントです。
また12本セットのケースも魅力的ですので、ケース目当てでそちらを購入することもオススメです。
ちなみに、ぼくはこのハーモニカのGのキーも買い足しました。
だって、おもしろいんだもん、このハーモニカ。
うのたろうでした。