うのたろうです。
味覇(ウェイパー)をご存知ですか?
スプーンひとさじをいれるだけで、一気にプロの中華料理の味がつくれる魔法の調味料。そんなふうにいわれて人気を博してきたあの味覇(ウェイパー)です。
そんな味覇(ウェイパー)がじつはなくなってしまいます。正確には2015年5月3日現在、すでにもうなくなってしまいました。どういうことでしょうか?
見ていきましょう!
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味覇(ウェイパー)とは?
味覇(ウェイパー)は赤い缶のこんな商品。スーパーやコンビニ、ドラッグストアの食料品コーナーなどにもおいてあるので、使ったことはなくても目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
廣記食品というメーカーから販売されているのですが、じつはこれ創味食品の「創味シャンタン」とまったくおなじ中身なのです。どういうことでしょうか?
「味覇(ウェイパー)」=「創味シャンタン」とは?
創味シャンタンというのは業務用の中華スープのもと――そんなふうに表現すればわかりやすいでしょうか。この業務用の創味シャンタンを家庭用に販売しているのが廣記食品の味覇(ウェイパー)だったのです。
もちろん創味食品がOKをだして廣記食品に創味シャンタンを卸し、それを赤い缶に詰めて廣記食品は味覇(ウェイパー)として販売していました。
しかし、このたびその契約が白紙になってしまったのです。なぜか?
その原因は「味覇(ウェイパー)チューブタイプ」の存在にありました。
味覇(ウェイパー)チューブタイプとは?
先日、味覇のチューブタイプが発売されました。しかし、これは今までの味覇とはまったくの別物。廣記食品が創味食品ではない会社と独自に開発した商品だったのです。つまり……
「缶の味覇(ウェイパー)=チューブの味覇(ウェイパー)ではない」ということです。
違う商品をおなじ味覇(ウェイパー)という商品名で販売していることがトラブルの原因になり創味食品は2015年3月31日を最後に今後、廣記食品に「創味シャンタン=われわれの知っている味覇(ウェイパー)」を卸すのをやめてしまいました。
そんなわけで、われわれの知っている味覇(ウェイパー)はなくなってしまったのです。
味覇(ウェイパー)の今後は?
創味食品からの供給がなくなっても廣記食品には独自開発のチューブタイプの味覇(ウェイパー)があります。
そして、そのチューブタイプとおなじ中身の商品を缶にもいれて販売するので、実質、味覇(ウェイパー)は今までとおなじような顔をしてスーパーの棚にならんでいます。しかし、味は今までとはがらりと変わってしまってます。われわれの知っている味覇(ウェイパー)の味ではなくなってしまっているのです。では……
今までの味覇(ウェイパー)はもう食べられないの?
そんなことはありません。今までの味覇(ウェイパー)を食べることができます。しかし、それはウェイパーという名前ではありません。
味覇(ウェイパー)の卸元であった創味食品が「創味シャンタン」を家庭用サイズで販売を始めました。
それにより、われわれはそれを買って今までの味覇(ウェイパー)の味を楽しむことができるのです。
まとめ
非常にややこしいですが、今後、われわれがとる行動は2つです。
①今まで通りの味を食べたい人
→「創味シャンタン」を購入
②味覇(ウェイパー)という名前にこだわる人
→味が今までと変わっている味覇(ウェイパー)缶タイプ、あるいはチューブタイプを購入
ひじょうにややこしいですが。
今までどおりの味を楽しみたい人は、白いパッケージの「創味シャンタン」を買うことをオススメします。
以上。
ぼくも味覇(ウェイパー)大好き。
うのたろうでした。