うのたろうブログくろおと

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雑記

組体操の画像 事故が起こる技の種類とは?文部科学省が決めた目的とは?廃止禁止にならない理由は?

うのたろうです。
運動会でよく見られる、組体操の技の種類の紹介です。

連日、ニュースで耳にする組体操の事故。
どうして危険なのか、画像や図でごらんください。まずは……

 

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組体操の目的

組体操はなぜやるの?
その目的には理由があります。

といいますのも組体操はひとりではバランスが取れずできないポーズを複数の子どもたちが組みあわさることによって実現させることができます。

これは社会において必要なことです。

「他人とのかかわりあい」
「ほかの人との協力」
「仲間との信頼感」

こういったものを組体操をすることによって子どもたちに学んでもらおうというのが文部科学省などが昔打ちだした目的というものです。では……

組体操の種類①「ひとり技」

組体操危険文部科学省運動会禁止廃止技種類
1.かたとう立(肩倒立)
2.ブリッジ
3.V字バランス

見てわかるように、この3つは危険度がほぼ0です。
ひとりでポーズをとっているだけなので事故を起こすようなことはありません。
せいぜい首が痛くなるといったていどでしょうか。

組体操の種類②「ふたり技」

組体操危険文部科学省運動会禁止廃止技種類
1.二人とんぼ
2.二人V字バランス
3.ほじょとう立(補助倒立)
4.かたぐるま
5.ひねりサボテン

1、2は危険性はあまり感じられません。
しかし3、4、5の技を見ると単純な技ですが、子どもだけでやらせるには少々危険になってきます。

逆立ち、肩車などはもちろん慣れればどうってことのない組体操の基本の技です。
ひねりサボテンもコツをつかみさえすれば、それほど危険はありません。

しかし、子どもは危険性を考えずにふざけます。そのため慣れないうちは先生がひと組ずつきちんと指導して手を貸してあげなければいけないと感じます。

組体操の種類③「さんにん以上技」その①

組体操危険文部科学省運動会禁止廃止技種類
1.円形とんぼ(左)
2.うでたて
3.円形とんぼ(右)
4.つぼみ
5.とりのす

この3人以上技も危険性はありません。
いくらたくさんの数が必要といっても、すべての子どもが地面のうえにいます。
うえに積み重なるタイプの技ではないからです。しかし……

組体操の種類③「さんにん以上技」その②

組体操危険文部科学省運動会禁止廃止技種類
1.飛行機
2.山
3.タワー
4.おおぎ
5.アーチ(図は5人アーチ)
6.ピラミッド(図は3段ピラミッド)

この3人以上技は「積み上げるタイプ」の技であるためどれも危険度は高くなってしまいます。

飛行機、山、タワー、ピラミッドは発展性のある技(さらに高くできる技)であるためとくに危険です。事故が起こりやすいのはこのあたりの技ということになります。

組体操の事故が起こってしまう原因は?

これは教師にも生徒にもそれぞれ原因があります。

①教師による原因

教師による原因は「すべての子どもに目がいき届いていないこと」です。
一度に全員にさせないで、ひと組ずつきちんと手を添えて指導していかなければいけません。

②子どもたちが原因

そして子どもたちによる原因は「身体能力の低下」「コミュニケーションをとることが苦手」であるということです。

組体操には最低限の身体能力が必要なことはもちろん、たがいの「息をあわせる」ということも重要になってきます。
そのため、組みになった相手ときちんとしたコミュニケーションをとり、信頼しあわなければいけません。

これができていないため、起こってはいけない事故が起こってしまうのです。

まとめ

まずはひと組ずつ、きっちりと先生が指導するようにしなければ、この事故はまた起こってしまいます。

そのうえでひとりひとりの生徒の身体能力を把握し、どの技ならばできるか、どの技は無理なのかということを判断していかなければいけません。

安全に運動会を成功させるためにはこういった部分をきちんとしなければいけません。
そうしないと組体操禁止や廃止といったことにもなってしまいます。

うのたろうでした。

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