うのたろうブログくろおと

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雑記

【体験談】海外通販の関税はどの時点の換算レートが適用される?週間レートによる計算方法のやり方

うのたろうです。
本日は、海外通販の際に発生した関税や各諸経費についてのお話しです。計算方法を具体例を挙げ、簡単にわかりやすく説明いたします。

実際にぼくが体験したCaseはこちらです……

 

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イギリスのショップ(WEB)で購入した場合(体験談)

【購入先】イギリスのショップ(WEBサイト)
【購入品】レザーブーツ
【購入金額】174ポンド
【送料】20ポンド

この場合、海外通販の際に発生した関税はいくらかかったでしょうか?

関税のレートはどのタイミングのものが適用されるの?

関税では「週間レート」が適用されます。これは日ごとではなく、週ごとに変動するレートです。各週別のレートは下記の財務省貿易統計が毎週発表している週間レートのページで確認できます。

【週間レートのページ】財務省貿易統計 発表
http://www.customs.go.jp/tetsuzuki/kawase/
海外通販個人輸入関税通関手数料計算方法週間レート

ぼくの場合のレートはいくら?

ぼくが商品を注文して、ショップが発送をし、関税を通過し、ぼくの手元に到着した日時は以下の通り……

【注文日】2016.6.13
【発送日】2016.6.15
【通関許可】2016.6.16
【到着日】2016.6.17

この場合【通関許可】がでた(=日本に届いた)タイミングである2016年6月16日の時点のレートが適用されます。週間レートの期間は2016年6月12日~6月18日。このときの週間レートは1ポンド=159.79円でした。

実際にぼくが払った金額は?

◎.合計……7480円

◎.内訳
【①関税】4800円
【②消費税】1600円
【③通関手数料】1080円(DHL)

具体的に見ていきましょう……

①.関税「174ポンド(商品代金)」に対する関税

送料には関税がかからないため、174ポンドに対してのみ関税がかかっています。1ポンド=約159円(2016.6/12~6/18の週間レート)が適用されていました。

※革靴の場合、関税が4300円を下回った場合でも最低4300円の料金が発生します

②消費税についての計算方法

◎.(申告価格+関税)×8%

申告価格は商品代金の60%です。海外通販にはすべて商品代金の60%に関税が発生します。ここでも申告価格は「159円/1ポンド(2016.6/12~6/18の週間レート)」で計算されていました。計算方法は以下の通り……

16682円(申告価格・27803円の60%) + 4800円(関税)= 21482円
(21482円 × 0.063)+(21482円 × 17/63(日本の消費税率≒8%)) = 1600円(10の位と1の位は切り捨て)
海外通販個人輸入関税通関手数料計算方法週間レート
つまり……
関税(4800円) + 消費税(1600円) = 6400円がかかったことになります。そこにさらに「通関手数料」が発生してきます。

③通関手数料はいくら?

通関手数料は業者によって異なります(200円~1000円前後)。
ぼくの荷物を運んできた業者はDHLのため1080円が通関手数料として発生しました。つまり、6400円 + 1080円 =7480円の金額が関税やその他もろもろとして発生するというわけです。※業者別の価格の違いの記事はこちら

関税やその他の費用は配達にきた運送業者に直接現金で支払うシステムです。そして、それとは別に商品代金+送料の合計がクレジット会社から請求されます。
それはこちらの記事でご紹介いたします……

まとめ

関税は商品代金にのみかかります。
適用されるレートは「週間レート」と呼ばれるもので週ごとに変動していきます。また、消費税は申告価格と関税を足したものに8%(日本の消費税率)をかけたもです。

そこに業者ごとの通関手数料をプラスすれば、海外通販の諸経費が算出されます。
ぜひ参考にしてください。
うのたろうでした。

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